もものけつ姫の兜町でこぴっと勝つ

世間一般では、結婚すると家計は奥様が管理し、
旦那様はお小遣い制になる、という夫婦が多いようですが、
私たち夫婦はお小遣い制ではありません。

それは、旦那がお金の管理能力が長けているから、信用している、
という事もありますが、私の思いとしては、それだけではありません。

駒ちゃん(独身時代の会社の人)は、
私が大好きな犬種の、パグを飼っていたんです。
数年前に寿命で亡くなってしまったそうですが・・・。
駒ちゃん一家にそっくりな、ほのぼのパグでした。
そのパグは鎖をはずしていても、家の敷地の外に
絶対に出なかったそうです。

世間の旦那さまのお小遣いは平均３万円くらいでしょうか？
わかりませんが、仮に３万円だとして、
私はその３万円が基準になってしまうと、
駒ちゃんちのパグが
敷地内が基準になってしまっているために、
外に出られるのに出ないのと同じ様に、
お金の使い方も基準の3万円以内でしか、意思決定が出来なくなってしまう恐れがある
、と考えます。
３万円が週間化してしまうと、もし仮に、
３万円以上持っていても３万円を使うのを躊躇してしまうのではないでしょうか？
それが３万円以上のすばらしく付加価値がある出費だったとしても。

旦那は節約家で、物欲も(性欲もｗ)あまりなく、食の好き嫌いもなく、
ほとんど、お金がかからないのですが、
いざという時、今だ！というタイミングでの自己投資には
ケチらず投資してほしいと思っています。
例えばそれが３万円のセミナーだったり、５万円の検定料でも。

因みに、自由にお金を使えるなんて、
浮気される元よ、なんていう方もおられますが、
ハッキリ言って私には、全く意味がわかりません。
逆に、うちは小遣い制でお金を与えていないから、
浮気される心配はない、とタカをくくっている主婦が多い事に虫唾が走ります。
そうであってほしい、と自分に言い聞かせているのかもしれませんが・・・
本当に愛し合ってしまえば、お金なんてそんなになくても
浮気なんていくらでも出来るでしょう。
女の人に貢がせるまでしなくたって、質を選ばなければ、ラブホテルや
安いホテルなんていくらでもあるし、割り勘すれば、お小遣い範囲の数千円で
ふたりの時間なんて作れるのに。
それだったらむしろ、お金の関係で割りきって浮気されてる方が
まだマシな気がするけど・・・
いやまぁそれでもダメなもんはダメだけど。


話は逸れましたが、そういう感じで、私の旦那には
○万円だから高い、とか○万円だから無理、と言う
判断ではなく、金額に縛られる事なく、
その金額に見合った、もしくはそれ以上の価値があり、
自分の為になると思うのなら、
惜しげなく自己投資し、向上してほしいですね。
結局それが私の為でもあると思います。
旦那も同じ思いで、私の株式投資を許してくれているのだと思います。


しかし、無意識のうちに基準を作ってしまい、判断を間違え、きっかけを
逃してしまう、と言う意味では、お小遣い制は反対ですが、
あくまで、旦那の管理能力に長けている、という事が大前提です。
給料を管理するのが面倒臭く小遣い制の方が楽だと言う男性は何気に
多いでしょうし、ギャンブル好きな男性なんかは、
お給料が泡のように消えていくこと山の如しですので、
そういう旦那様はやっぱり奥様が管理するべきですものね。

今ＴＶショウを見ていると猫ひろし氏が出演されていました。
完全にもう過去のことですが、猫氏のカンボジア国籍の取得について、
私は断固反対派でした！！

だって猫氏ってオリンピックに出たいがために国籍取得した訳でしょ？
オリンピックに出れたとしても上位入賞ましてやメダル獲得なんて、
夢のまた夢じゃあないですか！！
猫氏もそれは自覚していたはずなので、
氏の自己満足のための国籍取得な訳ですよ。
いや～それはいかんとですよ、よかなかばい。

でも猫氏はホントに足早いですよね・・・。
才能もあるんだろうけど、その裏できっと血の滲むような努力がありますよね・・・。
本来は芸人なのに、芸を磨く時間を惜しんで、トレーニングしてるんですよね・・・。
面白くなることを捨てて、早くなることを選んだんですよね・・・。
なんか男（漢）の生き方のような気がしてきました。

ということで、わたしは、猫ひろし氏を、
ランナーとしても投資家としても尊敬しています。

この間、あるバラエティ番組で、卵片手割り名人に、
ものすごいプレッシャーを与えても、失敗する事なく割れるのか！！
と言う企画の番組をしていました。

ステージに立ち、観客や応援団の大勢いる中で、卵を片手で割ってもらい、
失敗すると恐ろしい罰ゲームがまっている、と言うものでした。

挑戦者は玉子焼き屋さんの方や、
オムライス屋さんの方など、毎日１０００個以上の卵を割っている様な
超ベテランの方達でした。

いや～、人間って、やっぱり、プレッシャーを与えられると
失敗しちゃうんですねー。
４人の卵割り名人のうち、２人は失敗していました。
一般人なんかは、もはやカメラがまわっている、というだけで、
失敗者続出だったそうです。

その番組をみて、バカで幼稚な私は、
もしかしたら、この先、街を歩いていたらいきなり
「すみません。○○放送ですが・・・」
とかいって、片手卵割りを命じられるかもしれない！！
と考えたわけです。

ヨシ！！いつカメラを向けられても格好良く片手で割れるように、
これから卵は常に片手で割るようにしよう！！
と決めたのです。
旦那のお弁当には毎日玉子焼きを入れているので、
とてもいい練習になりました。
というか、今のところ、まだ一度も失敗していません♪

私って卵割りうまいんじゃね？？

あたいって卵割りの才能あるんじゃね？？

拙者って卵割り名人でござるか？？

それがしは卵を割るために生まれてきたでごわす！！

吾輩は、ニワトリにロウ人形にされてやろうか！！！グヮハハハハ・・・！！

よッ！！滋賀の美人卵割り娘ッ！！

くーーーーッッッッ！！！


・・・みたいな感じで、自画自賛していたところに
旦那が帰宅。
旦那が流しにお弁当箱を置きながら一言。


「最近やたら玉子焼きに殻入ってるんやけど」




・・・片手割りはやめようと思った瞬間でした。

自宅と最寄駅の道中に
白と黒のタイルが不規則に敷き詰められた道があります。
私はその道を通る際、タイルの黒だけを踏んで歩いてみたりします。

我ながら、まるで子供で幼稚臭いなぁとか思いながら。

それだけではなく、白線を踏んで歩いてみたりもします。
白線から出たら死ぬのこと。
とか、白線が途切れた場合は、次の白線まで息を止めるのこと。
とかいうアホみたいなルールを決めて。
そしてバランスを崩して白線から出てしまったり、
続かずに息をしてしまう事もありますが、
もちろん私は、いけしゃあしゃあと生きています。ｗｗ

そして、自宅と最寄駅の道中に、
めちゃくちゃどんぐりが落ちている場所があるんです。
しかも、すごく大きくて、形もいいんです。
・・・拾いたくて仕方ありません。
拾ってこうしたい、とかないんですが、
幼稚だなぁ、と思いながらも、
なんだか無性に拾いたくなってしまうんです。

誰か、私のこの気持ち共感してくれないかしら？

でも、このような子供心を忘れていない、という意味では、
ちょっと安心したりもします。

かっこいい大人には憧れますが(自分が程遠い分)
だからと言って、かっこいいと思っている人が
「フン！どんぐり？ダサッ」
とか言ってはなで笑い、踏みつけるような人だったら、
結構ガッカリしますねー。
逆にかっこいいと思ってる人が
「うあーー！！どんぐりだーー！！」
とか言ってしゃがみ込んで拾いだしたりなんかしたら、
もう抱きしめたくなりますねー。

そういうわけで、私はこれからも黒のタイルと白線を踏み、どんぐりを拾うことを
ここに公言いたします。ｗｗ

ちなみに私は本日、そのどんぐりを踏んでしまい足をくじきました。

昨日は夫と、長い間ファミレスに居ました。
夫は簿記の勉強、私は読書、という具合に。

お店を出る頃には２２時をまわっており、最終回のリッチプーマンも見逃してしまい、
帰ったら夫のお弁当も用意しないといけないな、などと考えていると、
ふと、地面が濡れている事に気が付きました。
どうやら店内にいる間に、雨が降り出し、そして止んだようです。

私は雨があまり好きではありません。
と言うより、一般的に雨を好む人は少ないでしょうね。
傘は邪魔で荷物になるし、どんなに気を使って差していても、裾や肩は濡れるし・・・。

だけど、最近、雨も捨てたもんじゃないな、なんて思ったりもします。

最近知ったのですが、普段何気なく耳にしているけれど、
意識して聞いていない、だけど実は無いと不自然な音、
例えば、雨の音や、小鳥のさえずり、風の音など、
そのような音の事を、基調音、というそうです。

東京に来てから、ほとんど雨が降らないのですが、
たまに降ると、いろんな事が思い出せるんです。
雨の日に過ごした幸せな日の事だったり、
あるいはちょっと切ない思い出だったり・・・
晴れの日では引き出せない想いが基調音と共に・・・。

だから、たまに雨を欲している自分がいたりします。

そして、このような気持ちになれる思い出があるというのは、
幸せな事だなぁ、と感じるわけです。

幸せを感じる心が乏しい人が増えている昨今、
私は雨の音でその心が養われ、
また、毎日違う空の色だったり、
季節の変わり目の空気の匂いだったり、
普段見落としがちな何気ない事に気付ける感受性を養いそして糧にして
日々過ごしていけたら、本当に幸せだなー、としみじみ思うのです。

何だか物思いにふけっちゃいましたが、そろそろ出掛けなくては！！
と、一歩外へ出ると、ポツリポツリと雨の音が。


・・・なんだか急に出掛けるのが億劫になり
「糞が！！」と悪態をつき、
乱暴に傘を握りしめ、
私は部屋を後にしたのでした。


・・・やっぱり私、雨はそんなに好きじゃないかもしれない。ｗｗ